授乳の苦難~D-MERの体験談~
こんにちは、めるです。
台風大変ですね。名古屋は先週まで雨予報だったのですが
台風がそれて晴れています。
無茶苦茶暑いみたいなので結局引きこもろうかな、と思っています。
今日は、産後ママの中でも一部の人にしかわからない話になるのですが
DーMERという授乳時に起こる現象について体験談を書こうと思います。
D-MERって知ってますか?
D-MERとは不快性射乳反射(ディーマーと呼びます)のことで、授乳しているといや~な気分になる現象です。
わたしも、医療者なのに初めて知った言葉だったのですが
母乳が出るようになってから似たような現象に襲われることがあり
調べてみたらこの言葉に出会ったのです。
授乳時母乳が出る際に射乳ホルモンであるオキシトシンや、催乳ホルモンであるプロラクチンといった複数のホルモンが働くのですが、ホルモンの変化は感情にも影響が出るのでそれらによる現象だそうで、はっきりとした原因はわかっていないようです。
母乳が作られている時に嫌な気分になる
私の場合は、授乳時というよりは母乳が作られている時になんともいえない、嫌な気分、不安な気持ちになることが多かったです。(今もですが)
産後1,2か月は、乳首に向かっていくつか通り道があって(これは乳腺といって実際にあるんですけど)
母乳が作られるとそこがビリビリと痛くなるんですよね。
イメージ的には傷口に強炭酸水ぶっかける感じです。それも毎回。
↑これは腕のイメージですが、これが乳房の中で起こります。
個人差はあると思いますが、すごくないですか?
めっちゃ痛いですよ。世のママさんはそれを感じながら普通に街中歩いてるんですよ。表情一つ変えず。
それが3か月過ぎてくると慣れてきて、母乳量も安定してきて
痛みは無くなったんですけど母乳が作られている際に
不安な気持ちに襲われるようになったのです。
機嫌よくドライブしながら家族とおしゃべりしている時も、
急にテンションがた落ちになります。
PMS(月経前症候群)との関連があるのか?
その気分の落ち込みは、妊娠前の生理になる数日前から起こっていたPMSととても似ていたのです。
PMSとは、生理の前にエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが切り替わる際に起こるといわれているものなのですが
その時の感情の変化、気分の落ち込み、不安感にそっくりでした。
わたしはPMSもひどくて、生理前になるととてもネガティブになり、
日常生活に多少影響していましたので低用量ピルにお世話になっていました。
調べることで、作用しているホルモンは異なりますが結局ホルモンバランスの変化で感情に影響しているんだと納得できました。
ホルモンバランスを理解してうまく付き合っていく
今はむしろ嫌な気持ちになったときは母乳が作られている時なので
作られている感じもわかるし、あぁこれは催乳ホルモンのせいだな、と理解できてわかりやすいのですが、PMSの場合は期間も長いし漠然としているので
わかりにくくてめんどくさいです。
生理が復活したらダブルで来ると思うと恐ろしいです。
同じく悩んでいるママさんがいましたら、ホルモンバランスが影響している(もちろん原因はそれだけではないこともあります!)と思って
受け身でのんびりいきましょう~ こればかりは付き合っていくしかないです。
わたしは夫にこのことを説明して、つらいときは協力してもらっています。
個人の感じ方ですし、周りにはとてもわかりにくいことなので
家族にも協力してもらえると良いと思います。
旦那さんは協力してあげてくださいね!
ではでは!